2019年の香港民主化デモと2020年以降の厳格なコロナ規制を受けて、香港に代わってシンガポールを活用した資産防衛についての問い合わせが顕著に増えております。
シンガポール金融管理局によると、昨年の運用資産総額は16%増の3兆8千億USドルになるとのこと。それに加えてファンド向け優遇税制の導入で、金融人材と投資会社の流入も加速。
コストパフォーマンスと裾野産業の幅はまだまだ香港に劣るものの、海外に移転された資産を運用する・防衛するということについては、シンガポールのレベルは確実に上がっていると感じます。
中華系富裕層の移住も、この流れを後押ししそうです。