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過去1年で最も問い合わせ件数が多かった記事が、仮想通貨事業者が口座開設しやすいオフショア銀行についてでした。
その中でよく出てきた質問について、ここに回答をまとめました。ご参照ください。
Q: 日本に住んでいますが、口座開設できますか?
A: 日本居住者も、アメリカ以外の海外居住者も、口座開設できます。
Q: セーシェル法人やベリーズ法人のようなオフショア法人で口座開設できますか?
A: ほとんどのオフショア法人で口座開設できます。弊社ではオフショア法人の設立・管理も提供しておりますので、まとめてお申込みいただきましたら、口座開設に必要な法人書類をスムーズに準備することができます。パッケージ割引も適用させていただきます。
Q: 個人口座と法人口座を両方開設できますか?
A: はい、可能です。両方お申し込みいただいた方へは割引価格を適用しております。
Q: 口座開設にどんな必要な書類が必要ですか?
A: 本人確認として、身分証明(パスポート等)と住所証明(英文残高証明等)は最低限必要となります。その上で、原資証明、経歴を説明できる書類、出入金計画、法人口座の場合は登記書類が求められます。お申込みいただいた際に詳しくご案内いたします。
Q: どのような仮想通貨事業が、口座開設できますか?
A: トレード、システム開発、決済代行、取引所、実業のためのトークン発行、実業のための決済等、ほとんどの仮想通貨関連事業で口座開設ができます。ただし、どのケースにおいても、事業の経験、資格、実態等、具体性が求められます。
Q: 口座開設にあたって、投資商品を購入する必要はありますか?
A: 必須ではありません。銀行のもつ投資基盤を利用して、世界中の魅力的な金融商品にアクセスできますので、口座開設後は、資産運用しやすい環境が提供されます。
Q: 初回入金はいくら必要ですか?
A: 明確な基準はございませんが、なるべく20,000USD以上、可能なら50,000USD以上を推奨しております。
Q: 英語力はどの程度求められますか?
A: 高いレベルは求められておりません。本人確認の電話において、YES/NOや重要なキーワードをはっきり回答する意志があり、文書・メールのやり取りにおいて、自動翻訳ソフトを使う程度のリテラシーがあれば大丈夫です。銀行による日本語の公式サポートはございませんが、口座開設後でもご不明点があれば、弊社に日本語で質問いただいて構いません。
Q: 毎月の口座維持費はかかりますか?
A: 仮想通貨ビジネスで口座利用される場合、年間1,200USDの口座維持費がかかります。口座残高が年間を通して500,000USD以上の場合は免除されます。また、仮想通貨ビジネス以外で口座利用される場合は、口座維持費も、免除基準もこれを大きく下回ります。
Q: 仮想通貨を換金や出金できますか?
A: 銀行ですので、仮想通貨の取引はできません。仮想通貨取引所で法定通貨に換金されたお金を、銀行口座に出金することができます。
Q: どんな法定通貨がありますか?
A: USD/EUR/HKD/GBPとなります。JPY(日本円)は今のところ対応しておりません。
Q: クレジットカードは発行できますか?
A: クレジットカードの発行はできません。デビットカードは個別対応となります。カードが必須の方は別の方法がありますので、個別にご相談ください。
Q: 取引額に制限はありますか?
A: ありません。ただし、巨額の出入金や、高頻度の出入金については、事前に銀行へ説明した上で実行したほうがスムーズです。
Q: 取引内容に制限はありますか?
A: ありません。ただし、ICO、NFTに関連した出入金ついては、事前に銀行へ説明した上で実行したほうがスムーズです。
他にご質問がある方や、このオフショア銀行で口座開設を検討したい方は、
メールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com
みなさまが仮想通貨事業で大きく収益を上げられることを願っております。