海外法人の利用を検討するとき、正攻法ではなく裏ワザ的なものを期待される方も少なくないでしょう。
合法の範囲内で、自分自身の経済的利益を最大化するために、よりよい方法を見つけようとする姿勢は間違っておらず、ビジネスパーソンならむしろそうあるべきでしょう。
しかし、この姿勢を実際の運用に落とし込む際に、留意すべきことがあります。
それは、裏ワザに数に限りがあるということです。一人ひとりの取り組みが合法で、正当に利益が得られるものであっても、同じことをする人が増えれば、取引のパワーバランスや社会の公平性がおかしくなることがあります。
そのため、裏ワザが禁止されて利用者全員が不利益を被ることがないように、弊社では口座開設・スキーム開発・投資仲介などにおいて、意図的に件数を絞っていることがあります。
キャパ不足で対応できないのは、時間の制約ではなく、件数の制約がボトルネックになっていることがあります。その場合は、ウェイティングリスト(順番待ち)やダイナミックプライシング(変動料金制)を設けても、意味がありませんので、歯がゆい思いをしながら、サービスの提供をお断りしております。
良質なサービスを持続可能なものにするための措置としてご了承のほど、よろしくお願い致します。