中小企業や個人事業主・個人投資家の方にとって、
これまでは、海外法人を設立したあと、
どこかの銀行で口座を開設するのが主流でした。
しかしこれからは、銀行口座を『開設』するだけでなく、
銀行口座と同等かそれ以上の機能を、
自ら『創出』するのが主流になっていきます。
そのキーワードになるのが、フィンテックサービスの発展です。
資金移動サービス、仮想通貨取引、FX取引、ネット保険、
ネットローン、クラウドファンディング、ソーシャルレンディングなど、
日本国内だけで見ても、利便性が高く、安心感もあるサービスが
数多く立ち上がっています。
そして海外に目を向ければ、嘘だと思えるほど条件がよいサービスが、
数え切れないほど存在します。
銀行が担ってきた数多くの金融機能を、
IT技術を駆使したフィンテックサービスが担えるようになったと言えます。
つまりこれは、数あるフィンテックサービスのいいとこ取りをすることで、
単なる銀行口座以上にメリットを享受できる口座機能を創出できることを意味します。
極端な話、海外銀行と日本銀行と難交渉を重ねてなんとかビジネスを回さなくとも、
たとえば、仮想通貨でクラウドファンディングし、取引所で法定通貨に換金し、
資金移動サービスを経由して取引先に支払いをして、売上もそこで回収し、
そして利益が増えれば、資産運用をソーシャルレンディングで行なって、
節税にはネット保険を活用する、というように、すべてのオペレーションを
フィンテックサービスで完結させることが、可能になりつつあります。
一方で、オプションが増えて便利になった分、取捨選択が大事になります。
ですので、これから海外法人を検討される方は、
大きな未来図を広げたり、あれもこれもと欲張らなくとも、
オプションは存分にあるという前提で、
- 海外法人を利用するそもそもの目的は何か
- その目的に合う必要最低限の金融機能は何か
この2つをまずは、 具体的にイメージしてください。
そしてその上で、
弊社のような専門家から情報と意見を受けながら、最短で動き出してください。
海外の事業環境とフィンテックサービスは、目まぐるしく変化します。
海外でひとつ銀行口座を作れば、だいたい事足りるという意識ではなく、
変化に合わせて、法人も口座もギアチェンジしていく意識を持ち、
行動もともなう方が、次の時代の勝者になります。
海外法人サポートセンターでは、
お客様の海外事業と資産管理インフラを一緒に創っていくことを意識して、
サービスを強化して参りました。
力になりますので、第一歩を踏み出したい方はメールよりお問い合わせください。
kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com