年金積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(以下、GPIF)の発表によりますと、2023年4-6月期(第1四半期)の運用収益は18兆9834億のプラスとなり、四半期ベースでの過去最高益を更新しました。国内外の株高が寄与し、運用収益率はプラス9.49%となりました。
GPIFは厚生労働省所管で、日本の公的年金のうち、厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っております。日本にとどまらず、世界最大の年金基金であり、その投資パフォーマンスは株式・債券市場に大きな影響を与えます。
あくまで短期の結果とはいえ、年金が増えるのは加入者にとって喜ばしいことです。
2023年度第1四半期 | 市場運用開始以降 | |
(2001年度~2023年度第1四半期) | ||
収益率 | +9.49%(期間収益率) | +3.97%(年率) |
収益額 | +18兆9,834億円(期間収益額) | +127兆3,658億円(累積収益額) |
うち、利子・配当収入は1兆3,591億円 | うち、利子・配当収入は48兆4,117億円 | |
運用資産額 | 219兆1,736億円(2023年度第1四半期末現在) |
GPIF公式サイトより引用