海外法人サポートセンター

海外法人設立、海外口座開設、国際税務、海外送金、海外投資について

オフショア・ファンドの組成

出資者が1名から複数名の場合、オフショア法人(国際事業会社)は海外投資の器として十分ですが、出資者が5名以上でメンバーの入れ替わりが考えられる場合、オフショアファンドを組成したほうが、高い運営効率を期待できます。

 

具体的には、例を上げるだけでも以下のメリットがあります。

・責任と権限を(取締役ではなく)ファンドマネージャーのそれに限定できる

・株主として登記変更する負担が減る

・銀行へ出入金理由と取引理由の説明がしやすい

・決算が簡素化される(複雑化しない)

・投資家へのブランディングがしやすい

・取引先(事業会社・資産管理会社・ブローカー)との契約がしやすい

・専門人材を採用しやすい

 

オフショアファンドは投資するだけではなく、作ることもできます。敷居は決して高くありません。金融のプロとして独立されている方、あるいはこれから独立される方には断然オフショアファンドをオススメします。口座開設含めて、一貫してサポートいたします。

 

詳しくはメールからご相談ください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

スイスでの口座開設をサポートします その3 日本以外の居住住所が必要になります。

kaigaihoujin.hatenablog.com

前回の続き→

 

少額で始められるスイス口座開設のサポートを開始してから1年半が経ちました。これまで日本居住者の申請を受付けておりましたが、内部統制のポリシー変更により、今月より日本国籍保有者の場合、日本以外に居住住所を持つ方のみ申請を受付させていただきます。

 

日本以外にお住まいの方はもちろん引き続き申請可能です。日本国内に今お住まいだけれど、日本以外の居住住所をお考えの方は、個別に相談してください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

 

富裕層の世代交代とマーケティングのコミュニティ化

成長するファミリーオフィスとの競争に負けまいと、

プライベートバンクが富裕層の子息の囲い込みに力を入れています。

 

www.bloomberg.co.jp

 

ステータス、資産保全、そして匿名性に強いニーズを持つ従来の富裕層と異なり、

資産継承を受ける子世代は、社会的起業、事業投資、そしてサークル化に強いニーズを

持ちます。

 

時代とともに富裕層向けビジネスも変わりつつあると感じます。

 

海外口座開設の決め手は希望者のルール理解

国際課税の新たな枠組みが導入されて5年ほどが経ちます。

この間、口座開設業務・審査業務が銀行と代理店の双方において標準化され、

昔に比べて必要コストは上がったものの、業務効率も格段にあがりました。

 

最近のオペレーションについては、こちらの記事をお読みください。

海外口座開設の枠数について その1 - 海外法人サポートセンター

海外口座開設の枠数について その2 - 海外法人サポートセンター

 

ゲームルールが決まれば、ルールを理解して、その中でいい意味で最大限暴れることが成功に直結します。

 

必要書類が正であること

必要書類と説明に矛盾がないこと

事業内容をシンプルにすること

履歴書と事業内容に矛盾がないこと

資金の出入金先を絞ること

なるべたくさん初回入金すること

銀行の明示する禁止項目は全面的に守ること

 

身もふたもない言い方をすれば、こういったポイントを希望者がどれだけ理解して対応できるのかで口座開設の成否で決まります。

 

代理店としても実績を上げるために、口座開設希望者にこういったポイントをいかに理解してもらえるように工夫するかが大事になっています。

 

海外口座開設の枠数について その2

kaigaihoujin.hatenablog.com

→前回のつづき

 

海外口座開設は代理店ごとに割当られた枠数があるので、それを活用したほうが成功率があがると書きました。

そして、今回は、口座開設の費用が年々増加傾向にある理由について書きます。

 

①人件費

国際課税の新たな枠組み導入に伴い、専門人材の確保競争および書類増加に伴う工数増加が代理店の人件費の増加につながっています。これは最も直接的で、口座開設希望者から見てもわかりやすいものです。

 

②操業費

銀行の提示する枠数内なら、代理店はどれだけ口座開設を申請しても構いません。しかし、審査でビジネスの実態や居住の実態を厳しく見られるようになりましたので、共有の電話番号、共有の住所、共有のIPアドレスでは、口座開設が難しくなる傾向にあります。海外の電話番号や住所、IPアドレスを希望されるお客様が多い中で、その固定費・変動費ともに代理店に重くのしかかります。

 

③書類作成費用

郵送やインターネットを介した本人確認(KYC)が主流になる中で、必要書類が最新の情報を反映した正であることを確認するために、多くの場面で証明書や認証を求められるようになりました。こうした書類を発行するのは士業や公的機関です。彼らは書類の正確性に対してこれまで以上に神経をとがらせる必要があるため、手数料もここ数年で大きく高騰しました。

 

④審査費用

国際課税の新たな枠組み導入に伴い、むしろ最も厳しいペナルティとコンプライアンス基準を課される銀行においてこそ、コストが上がります。直接の人件費に加えて、システム導入、業務フロー導入、内部監査制度の導入、非居住者顧客の信用調査強化といった口座開設希望者には見えないところで、大きなコストがかかっており、それが審査費用の高騰に直結しています。

 

フィンテック技術の成熟で、多くの人が優れた国際決済手段にたやすくアクセスできるようになる一方で、さまざまな機能が揃った海外銀行口座は、手軽に作れるものでは無くなりつつあります。

 

そしてこの価格の二極化は、しばらくの間、続くものと思われます。

 

どのような口座が自分に向いているのか、そもそも海外口座を作るべきか、検討中の方がおりましたら、メールよりご相談ください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

海外口座開設の枠数について その1

海外口座に詳しい利用者ならご存知かもしれませんが、口座開設をサポートする代理店に対して、銀行から一定の枠数が割り当てられていることがあります。今月はA社は5口座、B社は10口座といった具合で、銀行側の総枠数の増減および代理店の実績(口座開設件数・取扱金額・信用など)によって変わります。

 

優れた代理店は、銀行側の総枠数の増減を予想・事前に情報をキャッチしつつ、ニーズがマッチしている口座開設希望者の申込みをサポートしつつ、関係者全員がWin-Winの関係になれるようにバランスを取りつつ、プロジェクトを推進します。

 

一方でうまくない代理店は、銀行と希望者のニーズとタイミングを合わせられず、雑に調整している間に、入る情報量も割当枠数も成功件数も減らしてしまいます。そもそも代理店登録していない仲介者については、ここでは触れません。

 

でも外からみていい代理店かどうかわからないし、費用がかかるのに成果保証ではないので、銀行のホームページを見て自分で口座開設を申し込もうと考える方が出てきます。しかしながら、これは一見合理的に見えて、実は最も成功率が低いやり方です。

 

うまい下手にかかわらず、銀行にとって代理店が存在する意義は、コミュニケーション効率の向上です。銀行のプロフィールとサービス概要を希望者に伝え、口座開設の手順と禁止事項を説明し、数ある必要書類について理解を促し、間違いなく記入してもらうには、膨大なコミュニケーションコストがかかります。1件1件対応していたのではきりがありません。そもそも対応したところで、希望者が預金してくれるかどうかわからないし、預金してくれても犯罪資金の可能性だってあります。

 

だから、良い口座開設希望者にスムーズに口座開設してもらうことを、銀行は代理店に期待しています。そして、代理店のサービスの質を、割り当てる枠数によって管理します。うまくやる代理店には枠数を増やし、うまくやれない代理店には枠数を減らすという具体です。

 

ここに、代理店がうまくやれないから直接自分で申し込みを受け付けるという選択肢はありません。建前上はあるように見えて、実務上はほぼうまくいきません。小規模の対面業務のある銀行で、担当者が個人的に人脈を作りたい場合は例外的にうまくいくことがありますが、それでも知人や他の銀行からの紹介がメインで、一見の飛び入りの希望者にチャンスは回ってきません。

 

会社員をしている方なら、転職活動をイメージするとわかりやすいかもしれません。企業の募集状況を調べずに直接ウェブサイトに履歴書を送ってもうまくいくはずがありません。転職エージェントに登録して自身のプロフィールや希望条件を開示した上で、案件を紹介してもらい、履歴書と面接の質疑応答をブラシアップしながら、内定を勝ち取るのが王道です。

 

海外口座の開設もこれと同じです。いくつか代理店にあたって、良さげなところと深くコミュニケーションを取り、フォローを受けながら書類と面接準備をして、最終的に口座を勝ち取ります。

 

唯一の違いは口座開設希望者側でそれなりに費用がかかることです。

次回は近年費用が増加傾向にある理由について書きます。

 

ポンドが対ドルで過去最安値を更新

www.bloomberg.co.jp

 

日本円の対ドル24年ぶりの安値が話題に登る中で、英ポンドが対ドルで史上最安値を更新しました。

混乱のさなかにあるイギリス政財界は悪材料出尽くし感があります。ユーロ圏の迷走と米国の景気後退とくらべて相対的にどこまでうまくやれるかが、ポンドの行方を左右するように思います。

 

香港、隔離廃止へ

香港政府は9月26日(月)から、入境後の指定ホテル隔離を廃止すると発表しました。

news.yahoo.co.jp

 

香港国際空港到着を0日とし、到着後は空港でPCR検査を受け、陰性であれば、公共交通機関などを使って自宅や観光客であればホテルに向かうことができるようになります、

その後、3日目午前まではレストラン、バー、ホテル、ゲームセンター、サウナ、フィットネスクラブなどの指定施設に入ることはできないが、ショッピングモールやデパートに入ることが可能になります。2日目にPCR検査を受け、その結果が陰性であれば、3日目の午後から全施設に入ることができるようになります。

 

弊社においても、香港は今年8月に入って隔離が短縮されてから、渡航しての口座開設や投資商品の契約を進める方が増えております。

 

隔離の廃止を期に、この流れに勢いがつきそうです。

 

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

外貨預金するなら海外口座で

www3.nhk.or.jp

 

歴史的な円安で、外貨預金の妙味が増しています。

米ドルをはじめ利息の大きい外貨は、定期預金にしてもほとんど金利がつかない日本円よりも利回りがよく、さらに円安傾向が定着して為替リスクが大幅に下がっていることが、個人投資家の外貨シフトを後押ししています。

 

日本国内の大手銀行では外貨預金の申込みが殺到。弊社も今年に入ってから、アンテナの高い個人投資家からの海外口座開設の申込みが急増しています。

海外銀行は国内銀行と比べて、取り扱える外貨の種類が多く、為替手数料と送金手数料が安く、外貨でそのままファンドや株式、積立保険など他の商品へアクセスしやすい特徴があります。

 

これまでコロナ感染や隔離を避けるために渡航なしで比較的高額な預金を必要とする銀行をご提案させていただくことが多かったですが、香港が隔離を廃止したことを受けて、渡航ありの選択肢も充実させていきます。(もちろん、シンガポールとドバイも対応しております。)

 

kaigaihoujin.hatenablog.com

 

詳しくはメールよりお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

【売却案件】香港法人 HK00002022

ameblo.jp

 

久々の公開案件です。少し変わった香港法人の売却です。

 

登記法域: 香港
設立年月: 2017年9月
法人状況: 活動中
事業内容: システム開発

銀行口座: なし(開設可能)
口座目的: なし

決算状況: ゼロ決算
売却価格: 相場どおり
維持費用: 相場どおり
売却理由: 別のオフショア法域に重点を移すため

コメント:
資本再編により、特殊なストラクチャーになっている香港法人です。

法人は5年間にわたって信用が良好であるにも関わらず、

取引を行うことなくゼロ決算を継続しているため、

その歴史を継承しながら、真っ白な状態でビジネスを始めることができます。

 

このたび、現オーナーが別のオフショア法域にビジネスの重点を移すため、

当該香港法人を手放すことになりました。

 

この機会をお見逃しなく!!

興味のある方はお早めに、メールよりお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

 

仕事のご依頼や個別相談をされたい方は、メールにて受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

kaigaihoujin.yamaguchi@gmail.com

オフショア投資ブログランキングに参加しています。

にほんブログ村

人気ブログランキング