ブルームバーグによりますと、インドの取引所に上場される株式の時価総額合計は22日の取引終了時点で4兆3300億ドル(約641兆円)に達し、香港の4兆2900億ドルを上回ったとのことです。
すでに世界で人口最多のインドは、コロナ以降不振の中国に代わる選択肢として自国を位置づけており、政治の安定や急成長する消費主導型経済のおかげで、世界の投資家や企業から新たな資金を集めています。
インド投資と親和性の高いオフショア法域であるモーリシャスにおいても、インド系移民(印僑)ではない方、特にアジア在住の方からの法人設立と口座開設の引き合いが増えています。
この順位逆転は一時的なものかもしれませんが、想像していたよりも早くその時が来たと感じます。
時代は刻々と変化します。
中国への固定観念が強い方は、10-20年前の中国投資で億り人になる機会を逸したことでしょう。インドにおいて同じ轍を踏む方が一人でも減ることを願っています。