前回:海外法人設立は専門家の真価が問われる時代に! - 海外法人サポートセンター
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海外法人サービスを提供する側の「真価」を提供する側の視点に立って分類すると、次のようになります。
Lv.1 特定の国・地域・系列で法人設立・口座開設サービスを提供できる
Lv.2 複数の系列で法人設立・口座開設サービスを提供できる
Lv.3 特定の種類のタックス・シェルター、派生サービスを提供できる
Lv.4 複数の種類のタックス・シェルター、派生サービスを提供できる
Lv.5 特定の『禁域』と提携している
Lv.6 複数の『禁域』と提携している
激安系業者はLv.1を満たせるかどうかが平均的な力量、極まれにLv.3に近いところがある印象です。
士業系業者はLv.2が平均、一部Lv.3ができるところあり、大手士業・生保サービスはLv.3~4、昔力を持っていた独立系のプライベートバンクはLv.4~Lv.5といったイメージでしょうか。
Lv.6は理論上存在しますが、このレベルになるともっと儲かる仕事や、もっと社会的意義の大きい仕事ができるので、あえてこの業界にとどまる必要はなく、実質Lv.5が最高となります。
これはサービス内容から見た分類ですが、情報セキュリティやお客様側に立って考える視点、或いは対応のきめ細かさ等もサービス内容のレベルに比例して上がると実感しています。
ちなみに、弊社は、2016年1月3日付で、ようやくLv.5に到達することができました。昔のプライベートバンクをベンチマークにしながら、そして反面教師にしながら、体制を整えてきました。
そして、その積み重ねが認められ、ついにある『禁域』、つまり、国家主権が意図的に及ばないよう設定されているグループと提携することができました。
初動なので、お互いすり合わせしながら、模索しながらになりますが、これからは映画の世界でしか出てこないサービスを特定のお客様に提供していけるようになりました。
16年目にして、ようやくこの業界のトップが見えてきました。客観的に見て、日本人でここまで来れた人・組織は他にないと思います。
2016年も、更なる高みを目指して登攀し、誰も目にしたことのない景色に心を震わせ、誰も吸ったことのない清冽な空気を味わいたいと思います。
多くのお客様および読者のみなさまには関心の薄いトピックで申し訳ないのですが、嬉しかったので、つい、書いてしまいました。