業界のことについて
前回:海外法人転売の舞台裏 その4 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ これまで海外法人の転売案件について不定期に【売りたい情報】を提供してきましたが、これからは【買いたい情報】も提供していきます。 こういった情報提供の他に、実際にディールの…
前回:海外法人転売の舞台裏 その2 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外法人の性質上、少人数で特定の目的のために運用されるケースが多いため、転売するときは、株式譲渡かつ取締役の総入れ替えが一般的です。つまり規模が小さいながらも、一種のM&A…
前回:パナマ文書について その7 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 日本人向けに海外法人設立代行サービスを提供している業者が、パナマ文書の一件で火消しに追われているとのうわさがチラホラ聞こえてきます。 変なお客さんを取ってしまったのか、それ…
前回:パナマ文書について その6 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 合法だけれど道義的に許せない富裕層の行為として世間に定着したパナマ文書ですが、今週ついに、オフショア法人所有者の名前と住所が公開されました。 一部インターネット上では、住所…
前回:セーシェル法人 その3 セーシェルは中国系?! - 海外法人サポートセンター の続き⇒ オフショア法域間の激しい顧客獲得競争は、各オフショア法人に独自の強みを築くよう強いました。 セーシェル法人の競争力の源泉はその立地にあります。オフショア法…
前回:激安法人設立競争の裏側 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外法人設立代行業者の増加と過当な値下げ競争によって業界がひずみ、口座開設に失敗する方が更に増えていると書きました。 この状況を鑑み、弊社では、敗者復活の法人口座開設を成功保証…
海外法人設立代行を激安でサポートする業者が増えるのに比例して、口座開設に失敗する方の数が増えております。 これは価格競争の末、品質を下げる業者が増えたからではなく、元々品質水準を満たせない業者が数多く業界に参入してきたためです。 中には格安…
前回:パナマ文書について その4 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 「パナマ文書」につき、先週、パナマ警察が、情報漏えいがあった法律事務所モサック・フォンセカの本社に対し、家宅捜索を行ないました。 edition.cnn.com 主な目的は政府高官の汚職、…
前回:ノミニー特集 その8 ノミニー(Nominee)代理人の費用 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ ノミニー制度に関する法律は法域によって異なります。 ほとんど実態として名義貸しを黙認していた法域もあれば、ノミニー活用法人に対して特別な申告義務を…
他社で途中まで進めて、にっちもさっちもいかない状況になってから弊社に持ち込まれる相談事や案件があります。できるだけ対応するようにはしておりますが、弊社が途中でバトンタッチしても、現実において最後まで綺麗に進むプロジェクトは多くありません。 …
海外法人サポート会社が怪しそうというイメージを持たれている方がまだまだ多いと思いますが、堅実に運営しているサポート会社の視点に立てば、そのような世間のイメージにもかかわらず、問い合わせや依頼をしてくるお客さんのほうこそ、怪しそうというイメ…
HSBC香港での口座開設メリットをうたうサポート会社はたくさんあります。 マルチカレンシー、よい為替レート、豊富な投資商品などなど、日本の銀行と比べればメリットがたくさんあるのは確かです。日本の銀行と比べれば、です。 一方で、採用凍結、賃金アッ…
お客さんがいくら海外法人について勉強しても、プロとして海外法人サポートサービスを提供しているファームとの間には超えられない壁(知識、経験、ネットワーク)があります。 この業界に参入するならともかく、お客さんがご自身の業界で成功されたいなら、…
前回:香港IFAと初めての業務を行ないました - 海外法人サポートセンター の続き⇒ ここのところ、個人向けサービスの開発を進めております。 1.個人口座開設サポート(期間限定) 2.香港IFAを通したオフショア金融商品の紹介(香港メイン) 3.新興国投…
日本向けにサービスを海外法人設立サービスを提供している業者と、お客様を介してやり取りするケースがたまにあるのですが、つくづくレベルが低いと感じてしまいます。 国際法と日本の法律への知識に乏しく、語学に長けておらず、国税とやりあった実務経験も…
前回:海外法人詐欺に合わないために その1 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外法人について調べていると、「すべての法人は会社秘書役を任命しなければならない」といった手続きがめんどくさそうな情報に出くわすことがあると思います。 この会社秘…
前回:プライベートバンクの凋落 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 以前、欧州系プライベートバンクが勢いを誇っていたとき、脱税、所得隠し、子息の裏口入学が主な仕事であり、日系大手銀行のプライベートバンキングサービスはそんなことできる力がない…
タックスヘイブン対策税制は税率の低い海外に留保された利益について、日本が課税するための税制です。その要件についてはJETROがうまくまとめています。 タックスヘイブン対策税制:日本 | 貿易・投資相談Q&A - 国・地域別に見る - ジェトロ これをたやすく…
これまで、オフショア銀行は特定の方の特定な使い方に限ってメリットがでると書きました。 オフショア銀行とは - 海外法人サポートセンター そして、多くの方にとってメリットが少ないことが明らかになってきたので、大手のオフショア銀行が閉鎖していってい…
前回:海外法人設立は専門家の真価が問われる時代に! - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外法人サービスを提供する側の「真価」を提供する側の視点に立って分類すると、次のようになります。 Lv.1 特定の国・地域・系列で法人設立・口座開設サービスを…
前回:HSBC香港の本音と建前 - 海外法人サポートセンター の続き⇒ マネーロンダリング防止やお金にならない口座開設業務の削減から、非居住者がHSBC香港はじめ、香港の銀行で口座を開設するのが極めて難しくなったと書きました。 それならオフショア銀行で開…
海外法人を設立し、法人口座を開設するのに一般的には20万円~40万円と言われています。 弊社の場合も、一般的な法人設立+口座開設なら、最安で15万円前後、高くても25万円前後となっております。法人設立時のイレギュラーな株主・資本金の登録やクレジット…
HSBC香港が口座開設のハードルを上げている理由は、実態を伴わない法人を使ったマネーロンダリングの防止というふうになっていますが、日本人でマネーロンダリングのために法人を設立するのは、千人に一人もいないんじゃないでしょうか。 HSBCからすれば、む…
HSBC香港での法人口座開設の難易度は、年々、いや数カ月おきに上がっています。 少し古いニュースですが、以下のようなことがあると、各国政府の目も厳しくなりますし、HSBCも内部統制を強めていく傾向になるでしょう。 jp.reuters.com 今日やればで…
Dimitry Voloshinskiyという方が世界初のビットコイン専門の銀行をバヌアツに登記しました。サービスは100%オンラインを通して提供されるとのこと。 techcrunch.com バヌアツは先進国の租税回避の温床となっているタックスヘイブンではありません。 また…
セーシェル最大手の銀行であるBarclays Bank Seychelles (バークレイズ銀行セーシェル)は、セーシェル最古の銀行として、1959年に、イギリス・バークレイズグループアフリカ部門のセーシェル支店として創設され、2004年から、非居住者向けのオフショ…
海外法人設立代行業者が提供しているサービスで一番多いのが、香港法人の設立+HSBC香港での法人口座開設ではないでしょうか。 これを専業で行なっている業者も数多くあります。 (逆にたとえば英国系オフショア法人専業の設立代行業者は、なかなか見かけま…
前回:海外エージェントとの直接取引について - 海外法人サポートセンター の続き⇒ 海外エージェントと直接取引すれば、たしかに直接的な法人設立コストや口座開設コストを少し圧縮できるが、日本人向けサポート業者から情報活用法を教えてもらえないため、…
インターネットで海外法人設立と検索すれば、無数の業者が検索結果に表示されるでしょう。その中には業界最安値を謳う業者も多数あり、そして、実際に安いです。 この現象自体は、業界が成熟し、同様のサービスを提供する業者が価格競争をするフェイズに来て…